女性心理を理解しないまま、女性と接していると
「なぜ女性は急に冷たくなるのか?」
「良い感じだったのに、突然連絡が取れなくなったのか?」
「女性の『大丈夫』は本当に大丈夫なのか?」
こんな不安や、心配を感じることも1度や2度ではないと思います。
ましてや恋愛となれば、女性の謎の行動とか、どういう意味がわからない言葉も増え、女性心理がわからない男性の頭の中は「?」だらけになると思います。
こんにちは、心理カウンセラーあまひこです。
今回は、女性心理を理解して、恋愛アプローチの成功率を3倍にする方法について解説します。
実は、女性の行動や発言には、我々男たちとは全く違う心理、ルールが働いています。
この心理を理解せずアプローチしても、女性と仲良くなれませんし、恋愛の成功率も上がりません。
逆に、女性心理を正しく理解してアプローチすれば、成功率は3倍以上になりますし、男性のあなたも、不安や心配なく、女性と接することができると思います。
今回は、この「女性心理」について、丁寧に解説していこうと思います。
女性心理がわからず困っている男性は、最後までしっかり読んでいただけたらと思います。
男性が理解できない女性心理の基本構造
女性心理なんて、どうせ理解できないんだから、最初から理解しない!!なんて避けていたら、女性心理は一生わかりませんからね。
知識レベル、座学レベルでもいいので、まず「女性心理ってどれぐらい男と違うのか?」を、頭に叩き込んでおいてください。
男性と女性の考え方の根本的な違い
男性と女性では、考え方の根本部分から違っていて、男性は「論理的」に考えるけど、女性は「感情的」に考える。
これが、男性が女性を、女性が男性を理解できない最大の理由です。
しかも、女性自身も「自分は感情的だ」なんて思っておらず、相互理解も進んでいません。
これで普通だ、これが自分にとってのアタリマエだと思ってる。
そのため男女それぞれで「なぜ、こんなにも話が通じないんだああ!!」「うざあああ!!」って、思っています。
例えば、女性が「疲れた」と言った時。
男性は「じゃあ、午後から半休とればいいじゃん」って言います。
でも、女性が求めているのは解決策じゃない。
「疲れたよねー、昨晩も遅くまで、残業がんばってたもんね」という共感。一言なんです。
もうこの時点で、男女間で大きなズレが生じているのが、おわかりいただけると思います。
女性心理の3つの特徴
1. 感情が判断基準
- 論理よりも感情を重視
- 「楽しい」「安心」「嬉しい」で判断
- 条件よりも気持ちを大切にする
2. 共感を求める
- 解決策よりも理解を求める
- 話を聞いてもらいたい
- 気持ちをわかってほしい
3. 変化に敏感
- 相手の態度の変化を敏感に察知
- 言葉の裏を読もうとする
- 細かい変化を重要視する

「午後から半休とれば?」と言われた女性が、その男性をどれほど嫌いになったか? 女心がわからねえダサ男だなって落胆したか。おわかりいただけると思います。
女性心理パターン1:「追いかけられると逃げたくなる」心理
次に、女性心理を踏まえた「恋愛」の話を解説します。
感情で全てを判断しがちな女性は、恋愛で追いかけられると「逃げたくなる心理」が働きます。
なぜ女性は追いかけられると逃げるのか
女性は、男性から追いかけられると「重い」「怖い」と感じます。
これは、女性の本能的な心理です。
簡単に手に入るものより、手に入りにくいものに価値を感じるのが女性の心理。
追いかけまわされるよりも、追いかけたいのが女性の心理です。
追いかけすぎる男性の行動パターン
典型的なNG行動
- 毎日長文のLINEを送る
- デートの誘いを何度も断られても諦めない
- 返事が来ないと何度も連絡する
- 会うたびに「好きです」と言う
- 女性の都合を考えずに連絡する
適度な距離感を保つ実践方法
1. 連絡頻度を調整する
- 毎日連絡しない
- 相手のペースに合わせる
- 返事が来てもすぐに返さない
2. 余裕を見せる
- 「忙しいので返事は気にしないでください」
- 「時間がある時で大丈夫です」
- 相手にプレッシャーを与えない
3. 他にも楽しみがあることを示す
- 仕事や趣味の話をする
- 友人との予定を話す
- 一人の女性だけに集中しない



必死に、ガツガツアプローチしてくる男性よりも、少し距離を置いている男性の方が気楽だし、安心だし、怖くないし、魅力的に見えます。
女性心理パターン2:「本音と建前を使い分ける」心理
男性からみると、女性が嘘つきに見える瞬間もあると思います。
これは、女性の方が、男性以上に本音と建前を使い分けて、コミュニケーションしてるからです。
「腹を割って話す」「本音で話す」なんてこと、ほぼないと思っておいてください。
女性が本音を言わない理由
女性は、相手を傷つけないために建前を使います。
また、角が立つことを嫌うので、直接的な表現を避けます。
男性は「YES」「NO」をはっきり言いますが、女性は曖昧な表現を使うことが多いです。
女性の建前と本音の実例
建前:「大丈夫です」
本音:「本当は大丈夫じゃない」
建前:「どっちでもいい」
本音:「実は希望がある」
建前:「今度時間がある時に」
本音:「実は興味がない」
建前:「最近忙しくて」
本音:「あなたとは会いたくない」
女性の本音を読み取る方法
1. 表情と口調をチェック
- 笑顔で「大丈夫」→本当に大丈夫
- 暗い表情で「大丈夫」→本当は大丈夫じゃない
2. 返事のスピードを見る
- すぐに返事→興味がある
- 遅い返事→興味がない
3. 具体性を確認
- 具体的な提案→興味がある
- 曖昧な返事→興味がない



女性が本音を口にするときは、我慢の限界でブチキレたとき。そして別れを決断したとき。「もう、どうなってもいいや」と冷めきった時です。腹を割って本音で話す=女性にとってはもう終わりということ。男とはまるで違う、ほぼ真逆の心理ですね。
女性心理パターン3:「安心感を最重視する」心理
女性が安心感を重視するのは「怖い」と、すべてがうまくいかなくなるからです。
怖いと、思考停止します。
心も落ち着きません。
ミスも増えます。
でもこれって、男性も同じはずなんですよね。
怖くて、横暴で、自分勝手なパワハラぎみの上司の下では、パフォーマンスが発揮できず、ミスが多発するはずです。
言いたいことも言えなくなり、我慢すること、理不尽に対する苦痛も増えるはず。
恋愛だって、人間関係だって同じなんです。
しかも女性は、男性より恐怖や圧力に対する耐性も低く、恐怖から受ける悪影響が何倍も強いので「まず安心できるかどうか?」で、男性を見ます。
そうじゃないと、自分が自分でいられなくなるのが女性心理だからです。
女性が男性に求める安心感
女性は、男性に「この人といると安心できる」という感情を求めています。
これがすべてのスタート地点です。
これは、女性の本能的な欲求。
昔から、女性は男性に守ってもらう必要があったため、安心感を与えてくれる男性に魅力を感じるのは、本能ですね。
女性は、この「安心感」を求めて男性を求める、恋愛しているといっても過言ではありません。
安心感を与える男性の特徴
1. 一貫性がある
- 言動に矛盾がない
- 約束を守る
- 態度が安定している
2. 優しさがある
- 女性を大切にする
- 気遣いができる
- 感情的にならない
3. 頼りがいがある
- 決断力がある
- 問題解決能力がある
- 精神的に安定している
安心感を与える具体的な方法
1. 約束を必ず守る
- 時間を守る
- 約束したことは実行する
- 嘘をつかない
2. 感情を安定させる
- 怒りをコントロールする
- 常に冷静でいる
- 女性の前で取り乱さない
3. 女性を守る意識を示す
- 歩く時は車道側を歩く
- 重い荷物を持つ
- 危険から守る



パワハラ的とか暴力的なのは論外としても、浮気するとか、嘘をつくとか、借金ばかり作るとか。女性を不安にさせ続ける男性は、女性からみて安心できない怖い存在です。
女性心理パターン4:「共感してもらいたい」心理
これは我々男性が、もっとも苦手な分野、理解しがたい女性心理かもしれません。
なぜなら、男性が生きていく時に「共感」なんて、あまりいらないから。
共感がなくても話を聞けるし、お願いも平気でするし、相手と手を組める。
でも女性は、まず共感ができないと、相手が何を考えているかわからず、お願いもうまくできない、話もしずらいという状況に陥りやすいです。
ましてや、共感できない相手と恋愛や結婚なんて、到底考えられない。
でも、わからないから共感しない、意識して共感しようしない男性は、女性から相手にされなくなっていきます。
女性が共感を求める理由
女性は、自分の気持ちを理解してもらいたいという欲求が強いです。
問題を解決してもらいたいわけではなく、ただ「わかってもらいたい」だけ。
これを理解せずに、男性は解決策を提示してしまい、女性を不快にさせてしまいます。
また、この共感は定期的に飛んできます。(個人差はあります。)
「わたしたち、お互い、わかり合えてるよね!」という確認作業が必要ということです。
1日に何度も確認してくる女性はメンヘラぎみかもしれませんが、たとえ夫婦であっても定期的に共感作業はあるものです。
共感と解決策の違い
女性が求める共感
女性:「仕事で失敗しちゃった」
男性:「それは大変だったね。落ち込むよね」
男性がやりがちな解決策
女性:「仕事で失敗しちゃった」
男性:「次は○○に気をつけれて、やれば大丈夫だよ」
正しい共感の方法
1. まずは受け入れる
- 「そうなんだ」
- 「大変だったね」
- 「お疲れ様」
2. 感情に注目する
- 「悲しかったでしょう」
- 「悔しかったでしょう」
- 「不安だったでしょう」
3. 体験を認める
- 「よく頑張ったね」
- 「辛い思いをしたね」
- 「大変だったね」



共感なんて傷のなめ合いで、何の問題解決にもつながらない(女性と感情的に繋がれない男性は)、恋愛関係どころか、女性の友人もいないのではないでしょうか?
女性心理パターン5:「特別扱いされたい」心理
女性心理がわかっていない男性は、女性の特別扱いされたい心理を理解せず、地雷を踏みまくっています。
特にこの傾向が多いのが、すべての女性を平等に扱うことがやさしい男の条件だと勘違いしている、真面目な男性に多い。
職場などの公共の場ではそれで「正しい」のですが、こと恋愛になるとその「正しさ」だけではうまくいかなくなります。
女性が特別扱いを求める理由
そもそも、すべての女性には、「自分だけが特別」だと感じたいという欲求があります。
これは、女性の自己肯定感に関わる重要な心理です。
「他の女性と同じ扱い」をされると、「この男性は自分のことを特別扱いしない人」と判断して、女性は興味を失います。
特別扱いの具体例
1. 記憶に残す
- 好きな食べ物を覚えている
- 誕生日を覚えている
- 話した内容を覚えている
2. 変化に気づく
- 髪型を変えた
- 服装が違う
- 表情の変化
3. 個別の対応
- 他の女性とは違う接し方
- その人だけの特別な呼び方
- 個人的な話をする
特別扱いの実践方法
1. 名前を呼ぶ
- 「◯◯さん」と名前で呼ぶ
- 「君」「あなた」は避ける。オマエ呼びは最悪。
- 愛称で呼ぶ(関係が深くなってから)
2. 個人的な質問をする
- 「どう思う?」
- 「君はどんなタイプ?」
- 「君の意見を聞かせて」
3. 特別な時間を作る
- 二人だけの時間
- 他の人には話さない話
- 特別な場所に連れて行く



職場などの公的な場所ではしませんが、いかに特別扱いするか?好きな女性とそうじゃない女性を区別するか?モテる男たちはいつも熱心に考えて行動しています。
アプローチ成功率を3倍にする実践テクニック
女性心理が、1つや2つ、わかったところで、いきなり女性と仲良くなることはできません。
でも、その知識や経験が、うまく重なって噛み合うと「すごく女性慣れした男性のよう」に振る舞えるようになる。
女性が安心して話しやすい雰囲気、コミュニケーションを、あなたも取れるようになります。
テクニック1:感情に寄り添う会話術
基本パターン:
- 女性の話を聞く
- 感情を読み取る
- 共感を示す
- 自分の体験を軽く話す
実践例:
女性:「今日は仕事で嫌なことがあって」
男性:「それは大変だったね。どんなことがあったの?」
女性:「上司に理不尽に怒られて」
男性:「それは理不尽だね。嫌な気持ちになったでしょう」
テクニック2:適度な距離感の保ち方
距離感の調整方法:
- 相手の温度に合わせる
- 追いかけすぎない
- 余裕を見せる
- 時には引く
実践例:
- 相手が1日1回なら、自分も1日1回
- 相手が短文なら、自分も短文
- 相手が冷たいなら、少し距離を置く
テクニック3:女性の本音を読み取る技術
本音を読み取るポイント:
- 言葉よりも態度を見る
- 表情と口調をチェック
- 行動パターンを観察
- 一貫性を確認
実践例:
- 「大丈夫」と言っても表情が暗い→本当は大丈夫じゃない
- 「忙しい」と言うが、SNSは更新している→興味がない
- 「今度」と言うが、具体的な日程を言わない→断りたい
テクニック4:安心感を与える行動
安心感を与える具体的行動:
- 約束を必ず守る
- 一貫した態度を保つ
- 女性を守る意識を示す
- 感情的にならない
実践例:
- 待ち合わせ時間を守る
- 機嫌の良い時も悪い時も同じ態度
- 歩く時は車道側を歩く
- 女性が困っている時は助ける
テクニック5:特別感を演出する方法
特別感を演出する具体例:
- 記憶に残す
- 変化に気づく
- 個別の対応をする
- 秘密を共有する
実践例:
- 「この前話してた◯◯、どうでした?」
- 「髪型変えました?似合ってますね」
- 「◯◯さんだから話すんですが」
- 「これは内緒なんですが」



女性心理を理解した上で、恋愛アプローチをすると、女性に慣れている男性(安心感がある男性)であることを演出することができます。
女性心理を理解したアプローチの実践例
ここまでの内容で、基本的な女性心理を理解したあなたへ、アプローチの流れと手順、実践例を簡単に解説しておきます。
実践例1:初対面の女性へのアプローチ
従来の方法
「僕と付き合ってください!」(論理的アプローチ)
女性心理を理解したアプローチ
- まずは楽しい時間を作る
- 安心感を与える
- 特別感を演出する
- 自然に関係を深める
実践例2:LINEでのアプローチ
従来の方法
長文で自分の気持ちを伝える(一方的なプローチ)
女性心理を理解したアプローチ
- 相手のペースに合わせるやりとり
- 感情に寄り添う内容
- 適度な距離感を保つ
- 返事しやすい内容にする
実践例3:デートでのアプローチ
従来の方法:
高い店に連れて行く、プレゼントを買う(俺すげーだろプローチ)
女性心理を理解したアプローチ
- 女性がリラックスできる場所選び
- 話を聞く時間を多く取る
- 適度な気遣いを見せる
- 楽しい時間を演出する



男性が考えている「素敵な男」と、女性が望んでいる「素敵な男」は、まるで違うということなんです。
女性心理を理解する上での注意点
だたし、すべての女性が、同じような女性心理を持っているわけではないです。
心理傾向は似ているけれど「1人1人で度合いは違うんだ」「相手を見て判断しよう」と思っておくぐらいでちょうどいいと思います。
注意点1:全ての女性に当てはまるわけではない
女性心理には共通点がありますが、個人差もあります。
相手の女性をよく観察して、その人に合ったアプローチを心がけましょう。
裏表が特に激しい女性とか、不安感を強く感じる女性など、個人差は思いのほか大きいです。
注意点2:テクニックに頼りすぎない
女性心理を理解することは大切ですが、テクニックに頼りすぎるのは危険です。
テクニックはあくまで基本的な知識だと思って、自然体で、相手に合わせて、まずは安心感。
そして誠実にアプローチすることが最も重要です。
注意点3:相手の気持ちを尊重する
女性心理を理解してたとしても、嫌われること、止められることはあります。
というか男性から見たら、ダメとかNOしか言われないはず。
そんな時、相手の女性の気持ちを無視してはいけません。
相手が嫌がっている時は、さっと引くことも大切です。



女性には生理もあるのでホルモンバランスが崩れやすく、感情の起伏も男性に比べて大きいです。
まとめ:女性心理を理解したアプローチで成功率を3倍にする
女性心理を理解してアプローチ成功率を3倍にする方法をまとめると
女性心理の基本
- 感情が判断基準
- 共感を求める
- 変化に敏感
5つの心理パターン
- 追いかけられると逃げたくなる
- 本音と建前を使い分ける
- 安心感を最重視する
- 共感してもらいたい
- 特別扱いされたい
実践テクニック
- 感情に寄り添う会話術
- 適度な距離感の保ち方
- 女性の本音を読み取る技術
- 安心感を与える行動
- 特別感を演出する方法
女性心理を理解することで、なぜ女性がそのような行動を取るのかがわかるようになりますし、
理解できれば、適切な対応ができるようになります。
適切な対応ができれば、アプローチの成功率は確実に上がります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、意識して実践していけば、必ず身につきます。
この記事を参考に、女性心理を理解したアプローチを試してみてくださいね!
あまひこでした。
ではまた!